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軸性近視について

 
軸性近視について調べてみました。

軸性近視ってご存知でしょうか?
多くの人にはあまり耳馴染みのない言葉だと思います。

近視にはいくつかの種類があり、その中の1つに「軸性近視」というのがあります。

軸性近視とは、普通の人より眼球が少し奥に細長かったり、眼球自体が大きかったりして、眼球の奥行きが長い人に見られます。

眼球の奥行きが長くて網膜までの距離が普通より遠くなってしまいますので、網膜よりも前に焦点が来てしまって、網膜でのピントが合わないという状態になってしまう近視です。

一般的な近視なんだったら、遺伝的要素ももちろんありますが、後天的な環境要素も大きく影響しているのに対して、このような軸性近視は殆ど遺伝的な症状です。

このタイプの人は、眼球そのものが大きく、網膜が常に引っ張られて薄い傾向があり、網膜剥離(ボクサーなどの格闘家の他、テニスプレイヤーや野球選手もかかることがあるそうです)を起こしやすいと言われています。

また、軸性近視の方は、トレーニングによる視力回復が難しいとも言われているのです。

なので、手術を勧められるケースが多いと思います。

視力の矯正はコンタクトやメガネでもできますが、
レーシック手術などで視力矯正するという方法ってあると思います。

ただ、レーシック手術はあくまでも視力矯正のための手術ですから、
万が一、網膜剥離などの症状が出た場合には、その手術も受けなければなりません。

いずれにしても、軸性近視と診断された場合はお医者さんとよく相談して、
今後のことを検討すべきでしょう。